研究室の自動化ソリューション

研究室の自動化ガイド

自動分注天びんXPR

正確で効率的、また再現性の高いプロセスのための粉体と液体の自動分注。


CHRONECTクアントス

Axel Semrau社と共同開発したCHRONECTシステムでは、最大32種類の粉体からなる288個もの多成分サンプルを1回の全自動で調製できます。

ハイスループットのピペッティングシステム

完全な手動から半自動まで、レイニンの96/384ウェルピペッターと各種の消耗部品により秀逸な検査能力を得られます。


 

研究室用ソフトウェアソリューション
マルチパラメータシステム

 

 

メトラー・トレドのラボワークフロー自動化システムや自動測定・分析機器のラインナップは、研究室でのプロセス効率化を支援するように開発されています。研究室にメリットをもたらす代表的な方法をご紹介します。

研究室を自動化する利点

 

 

FAQs

1. 研究室の自動化とは何ですか?

研究室の自動化は、研究室でのワークフロー効率化に利用可能なあらゆる機器、ソフトウェア、プロセス、または一般的なラボオートメーション技術として定義できます。基本的には、分析結果の正確度や繰り返し性を高める効果があります。

研究室の自動化には、コンベア、サンプルチェンジャ、ソフトウェア、目視検査、ロボット、自動分注装置、オートサンプラー、他の自動リキッドハンドリング装置などを、1つまたは複数のワークフローに含めます。スタンドアロンの機器自体に、測定やワークフローを自動化する機能が組み込み済みの場合もあります。

このような実現技術は、既存の実験機器、例えば天びん、滴定装置、pH電極、その他の電気化学センサや検査装置、重量法分注システム、ピペット、UV/VIS分光法装置、熱分析装置などに追加したり組み合わせたりすることができます。

2. 研究室の自動化を利用する理由とは?

過去数十年を通じて、研究室の自動化システムとその原理による効果はほぼあらゆる業界に波及しています。自動の研究室用機器は、時間節約やコスト削減、人為ミスの排除、効率性の向上を世界中の研究室にもたらす上で大きな役割を果たしています。

メトラー・トレドは、高まり続ける市場圧力や、検査結果を得るまでの時間短縮のニーズを受けとめながら、研究室の自動化で重要な意味を持つ技術革新に取り組むパイオニア企業です。自動化技術は、現代の研究室が業界の進化に追随し消費者の需要に応えるために必須の要素になりつつあります。特に、化学、製薬、食品・飲料など競合の激しい業界や規制対象の業界ではそれが顕著です。

3. 自動化を利用して研究室の生産性を高める方法とは?

自動の研究室用機器で実現されるワークフローには1台または複数台の機器が含まれ、処理は基本業務手順(SOP)に従って実施されます。このSOPを研究室用ソフトウェアにプログラムすることで、結果データをまとめて直接アーカイブしたりLIMSに統合したりできるようになり、規制遵守を強化し重要な実験詳細データを紛失しないために役立ちます。また、混合や検査ごとの洗浄手順を標準化するためのプロトコルを設計できるので、再現性をさらに高め、研究室のオペレーターが高付加価値の作業に集中できるようになります。

高速な一貫性のある処理を可能にする研究室の自動化システムは、特に反復的な作業に利点をもたらします。例えばオートサンプラーを追加して、同一または類似のアッセイ用に多くのサンプルを同じ機器に供給することで、時間の大幅な節約、無駄やリワークの削減が可能になります。

研究室の自動化は、合成手順の最適化に特にメリットがあります。実験を24時間続ける無人のリアクターの場合、研究者が反応やプロセスをより迅速に把握できる上に、計画や拡張もアシストします。

4. 標準液調製を自動化するべきですか?

標準液の調製は、目的の物質を高い正確度で分注する自動装置を利用すればより容易に行うことができます。自動装置では、サンプルを節約しプロセスをスピードアップして再現性を高めることもできます。

固体や液体をミリグラム単位で計量する場合、真に再現性のある結果を得るには高感度な分析天びんが欠かせません。または、XPR自動分注天びんなどの高品質な研究室用自動化システムを利用すると、多様な物質を幅広い種類の容器に分注できるようになります。微細、浮遊性、帯電、圧縮、粒状、不均質などの性質をともなう固体や、ナノ粒子、混合物、粘性のある液体など、これらすべてを数秒で正確に分注し、正確な溶液の調製を可能にします。

5. 研究室を自動化すると分析後の作業にどのような効果がありますか?

化学研究室の自動化は、産業界に広範な効果をもたらしています。研究室の自動化ソリューションを導入する研究室は増加しており、研究、品質管理、製造に関係する実験の正確度を最大化し時間を短縮する可能性を後押ししています。プロセスの効率性と生産性の向上は、研究室がより高品質な製品を開発し、製品の市場投入を早め、企業の評判を落とすような危うい結果を減らしたりなくしなりすることにも貢献します。これにより品質管理や研究室の管理者は、有効性を確保し、法規制違反による罰金を回避し、大きなコストをともなうリコールを最小化できます。

6. 研究室の自動化ソリューションは、法規制遵守に役立ちますか?

はい、役立ちます。監査対象の研究室は、分析ワークフローの厳密な管理によって結果の規制遵守を維持できるように努めています。ラボオートメーション装置を使用する場合、機器の選択や設置は慎重に行われ、使用履歴、日常点検、保守サービスなどの詳しい記録が残されます。

付随するソフトウェアも同様に厳しく監視され、データ記録の完全性やセキュリティに関する規制に適合しているか、さらに他の適用要件、例えばユーザーのアクセスを指定された装置やメソッドのみに制限するなど要件を遵守しているかが検証されます。

メトラー・トレドは、機器の選択や据付場所/設定に関するガイダンス、さらに適切なサービスパッケージを提供することで、規制遵守をサポートします。また、日常点検用のトレーサブルな分銅や認証済み標準物質、データを保護し新たなプロセスに適合するモジュール式ソフトウェアパッケージ、結果の品質強化につながるSOP策定などの製品サービスも提供しています。

CarePacs®、CertiRef™、LinSetsなどのサービスや日常点検のソリューションについて、または現行プロセスの正確度を評価するためのGood Measuring Practicesについての詳しい情報もご覧いただけます。