ウェビナー:晶析プロセスの最適化(ロシュ社)

冷却速度や種晶粒度分布を改善する

Martin Betschart氏にロシュ製薬がどのように晶析プロセスを最適化しているのか発表していただきます。冷却速度や種晶粒度分布の最適化について詳しくお話します。

このウェビナーはPATツールを用いて実用的な晶析プロセスを構築するケーススタディや実用的な例をご紹介します。500名以上の研究者の方がすでに視聴しています。

異なるロシュ製造工場へ晶析プロセスを移管すると、期待と異なる粒度分布のAPIが製造されてしまいました。プロセスの逸脱の根本原因を正しく認識するために、PATツールを用いて晶析プロセスのモニタリングを行いました。標準化モデルを開発し、溶液中でのAPIの濃度を測定することとしました。溶解度実験から温度依存的なAPIの溶解度を測定し、温度との多項式関数を作成しました。晶析中のAPIの濃度測定と溶解度の差から、過飽和度を予想しました。はじめの冷却晶析実験の中で、二次核発生が逸脱の原因であると判明しました。望ましくない結晶多形の二次核発生はFBRM(微小粒子の増加)とATR-FTIR(API濃度の急激な現象)によって測定することができました。さらに、二次核発生とAPIのカルボニル結合によって引き起こされるIRのシフトとの間に相関があることもわかりました。


どのような方にこのウェビナーはお勧めですか?
製薬、化学、ファインケミカル産業や、アカデミアで晶析プロセスの最適化にご興味があるケミストもしくは化学工学の研究者の方にお勧めです。

ウェビナー:晶析プロセスの最適化(ロシュ社)
Martin Betschart - Roche Pharmaceuticals

ゲストプレゼンター
Martin Betschart氏はチューリッヒ応用科学大学(ZHAW)で修士号を取得しました。彼の修士論文では、オンラインIR分光法とポラリメトリを使用して、マイクロリアクター内のエナンチオ選択的触媒反応を最適化しました。2012年にバーゼルのF.Hoffmann-La RocheでPATスペシャリストを務め、プロセス理解と工程管理を強化するための晶析とプロセス開発を支援しました。いくつかの晶析プロジェクトでは、プロセス分析技術を実装して、IR分光法とUV分光法によるAPI濃度とラマン分光法による多形変異をモニタリングしました。

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